『釣りキチ三平』などで知られる漫画家の矢口高雄さんが20日、81歳で亡くなった。25日、次女のかおるさんが矢口さんの公式ツイッターで報告した。
かおるさんは「父・矢口高雄は11/20に家族が見守るなか、眠るように息を引き取りました」と報告。今年5月にすい臓がんが見つかり、約半年にわたり闘病していたことを明かし、「すごくつらくて苦しかったはずだけど、涙も見せず頑張りました。最後まで格好良い自慢の父でした。パパ、ありがとう。そして、お疲れ様」と矢口さんに呼びかけた。
矢口さんは1939年生まれ、秋田県出身。自身の趣味である釣りの経験を基にした『釣りキチ三平』は1973年から10年間『週刊少年マガジン』『月刊少年マガジン』で連載され、釣りブームを巻き起こした。同作はTVアニメのほか、2009年には滝田洋二郎監督によって実写映画化もされるなど長年にわたって親しまれた。
矢口の次女 かおるです。
父・矢口高雄は11/20に家族が見守るなか、眠るように息を引き取りました。今年5月に膵臓がんが見つかり、約半年病気と闘っていました。すごく辛くて苦しかったはずだけど、涙も見せず頑張りました。最後まで格好良い自慢の父でした。パパ、ありがとう。そして、お疲れ様。 pic.twitter.com/mcjw1eOuye
— 矢口高雄 (@yaguchi_takao) November 25, 2020
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